アップヘアやショートカットなど、襟足が見える髪型にしたとき、うなじの細かい毛が気になるという方は少なくないでしょう。セルフで処理するには手間や時間がかかるほか、見えづらくうまく整えにくいので、なかなか思った通りの形にならないなど、悩みやコンプレックスになりやすい部分でもあります。そこで便利なのがうなじ(襟足)の脱毛です。脱毛というと、腕や脚などの体毛を処理するイメージがあるかもしれませんが、ピンポイントでうなじをきれいにすることも可能なのです。今回は、うなじ脱毛について、内容やメリットといった詳細とともに、失敗しないためのポイントなどをご紹介します。うなじの脱毛に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

うなじ(襟足)脱毛について

うなじはアップヘアなどにした際、長い髪の毛に細かい毛がついていかず、溜まってしまうことがあります。髪型がほつれているように見えたり、野暮ったく見えたりするので、きれいに処理したいと考える方も少なくないでしょう。そこで便利なのがうなじの脱毛です。襟足付近の細かい毛を脱毛することで、見た目をすっきりさせることができます。この場合、脱毛できるのは産毛で、後れ毛になるような短い毛ではないので注意が必要です。

従来は光脱毛で産毛のような細かい毛を脱毛するのは脱毛の中でも難しいと言われていました。しかし、現在では技術や機器の進歩などで、産毛の脱毛も一般的に行えるほどになっています。なお、うなじの脱毛で対象となる範囲は首の後ろの襟足付近のみです。同じ首でもそれ以外の箇所の脱毛もプラスしたい場合は、うなじ以外のプランが必要になってくるため気を付けましょう。

うなじ(襟足)脱毛の形について

うなじは形によってヘアスタイルの雰囲気や印象も変わってくるため、どのような形で脱毛するのかは非常に大切です。実際の脱毛を行う前のカウンセリングで、どのようなイメージになりたいかなどを伝えながら、うなじの形を決めると良いでしょう。

例えば、舞妓さんのように襟足の中央がアーチのフォルムになっている形は人気があります。どのような髪型にも合わせやすいオールマイティさや、作り込み過ぎないナチュラル感が特徴です。アーチとは逆方向に台形の形でうなじをつくるとクールな雰囲気やモードな印象になります。ヘアスタイルにかっこ良さをプラスしたい場合などにおすすめです。また、あまり形をきっちりと整えない、U字のような丸いフォルムのうなじも人気です。自然な雰囲気が良い抜け感になるため、明るい髪色や、凝ったヘアセットをする方がこの形にすると、ヘアスタイル全体でうまくバランスを取ることができます。

失敗やすい!うなじ(襟足)脱毛の自己処理

うなじの脱毛をセルフで行えないかと考える方もいるでしょう。不可能ではありませんが、かなり難しく失敗しやすいというリスクがあります。うなじは首の後ろ側の襟足付近なので、もちろんそのままでは目視することができません。何も見ないまま手探りで脱毛を行うと、予定外のところを脱毛してしまったり、トラブルが発生する可能性が高いでしょう。うなじを確認しながら脱毛するには、合わせ鏡などを使用しなければなりませんが、鏡を見ながらでも、首の裏側で思うように手を動かすのは難しいものです。

カミソリはうまく剃れずに肌を傷つけてしまう可能性もあります。シェーバーであれば肌を傷つけるリスクは減りますが、やはり手元が見えづらいため上手に剃るのは難しいでしょう。安全性が高く、比較的失敗しにくい方法としては脱毛クリームの使用があります。ただし、脱毛クリームも脱毛したい場所以外のところに塗ってしまい、うなじの形が崩れたりすることもあり得ます。また、脱毛クリームが肌に合わず、肌荒れなどを起こしてしまう可能性もあります。どのような方法でも、セルフでうなじの脱毛を行う場合は、さまざまな点に気を配る必要があるでしょう。

うなじ(襟足)脱毛の回数および料金

脱毛を行う際は、何度か通って完了するのが一般的です。それでは、うなじ(襟足)を脱毛するには、どのくらいの回数通えば良いのでしょうか。うなじの脱毛を完了するまでかかる回数は、光脱毛で約15~20回ほど、医療脱毛で10回前後が平均的です。それでは医療脱毛の方がスピーディーに脱毛を完了させられるのかと言えばそうとも限りません。医療脱毛は光脱毛に比べて、1回の脱毛で肌に与える刺激が強い傾向にあり、そのため、施術と施術の間隔を少し長めにとる必要があります。したがって、脱毛開始から完了までトータルで見ればそこまで大きな違いはないとも言えるでしょう。なお、脱毛が効率的に行われるよう、脱毛の前にあらかじめ余分な毛をある程度処理しておくことも大切です。うまく剃れない場合は理容店などでシェービングしてもらうのもおすすめです。

料金はうなじ単体のプランで行うより、全身またはほかの部位とセットになったプランなどの方がお得です。また、ほかの部位を一緒に脱毛することで、体の各部の毛量のバランスをとり、より自然に見せることもできるでしょう。

うなじ(襟足)脱毛を選ぶならサロンとクリニックどっち

うなじ脱毛をする際、サロンとクリニックどちらを選べば良いのか悩む方もいるでしょう。クリニックで行う医療脱毛は、黒くて濃い毛に反応しやすいという特徴があります。そのため、色が薄く細い脱毛する場合は、脱毛が進めにくい可能性もあります。サロンには毛の濃さに関係なく脱毛を進めていけるような機器が完備されている場合もあるので、産毛のような薄く細い毛はサロンで脱毛するのも良いでしょう。

また、脱毛で肌にかかる痛みや刺激も、医療脱毛より光脱毛の方が比較的軽い傾向にあるため、そのような点を選ぶポイントにするのも1つの方法です。お肌にできる限り刺激がない方法や、痛みを抑えた方法で脱毛をしたい方などは、サロンでの脱毛がよりマッチすると言えます。

うなじ(襟足)脱毛のメリット

うなじ(襟足)の脱毛にはさまざまなメリットがあります。大きなメリットとしては、余分な産毛を脱毛してうなじを整えることで、いろいろなヘアスタイルやファッションに挑戦できるということが挙げられます。美しいうなじを手に入れることができれば、アップヘアもばっちり決まります。また、着物を着たときの襟足もすっきりして、より見栄えが良くなるでしょう。うなじを脱毛して、自分のイメージ通りの仕上がりにするためには、事前につくるうなじの形を決めておくことが大切です。

ほかには、体全体のバランスを考え、うなじだけが浮かないようにすることもポイントです。つるつる過ぎるうなじは違和感が生じる場合もあります。また、自分のなりたいうなじのイメージが具体的でないからとスタッフに任せると、出来上がりのうなじの形がイマイチだと感じてしまう可能性もあります。後からこうすればよかったと後悔しないよう、しっかりイメージを固めた上で脱毛をしたいものです。脱毛をスムーズに進め、仕上がりをより美しくするために、事前にシェービングをしておくなどの準備も欠かせません。

なお、脱毛を行う場合は日焼け・乾燥などは絶対NGです。肌が通常よりもデリケートな状態になっているときに脱毛を行うと、肌へのダメージが大きくなるためです。脱毛を行う際は、肌のコンディションを整えることも重要です。うなじが綺麗になれば、長年コンプレックスに感じていた方も解消することができます。うなじだけ見れば、範囲は広くないため、1回あたりの脱毛時間はそこまで長くなく、想像よりも通いやすいでしょう。ぜひうなじ脱毛に挑戦し、自分の理想のうなじを手に入れてみてはいかがでしょうか。

うなじ脱毛にはデメリットもある

うなじの脱毛には様々なメリットがありますが、実際にやってみるとデメリットを感じるという人もいるようです。そんなうなじ脱毛のデメリットだと感じやすいポイントとしては、以下の点が挙げられています。

脱毛にかかる費用が高い

脱毛サロンの場合は比較的リーズナブルな価格で脱毛できるイメージのあるうなじですが、医療脱毛で脱毛しようとするとかなり高額になりやすい傾向があります。これはうなじだけではなくほかの部位でも言えることではあるものの、うなじだけを脱毛しようとしてもそれなりの費用が掛かります。医療脱毛でうなじを脱毛すれば永久脱毛の効果が期待できる反面、費用面で気軽に利用できない点は注意が必要です。

ほかの部位と比較すると痛みが強い

うなじはほかの部位と比較すると、VIOラインと同じくらいの痛みを伴いやすい部位として知られています。これはうなじが筋肉や脂肪が少なく、皮膚が薄い部位であることが理由です。このため脱毛の刺激がそのままダイレクトに神経に伝わってしまうため、どうしても痛みを強く感じやすくなっています。しかもうなじは日焼けをしやすい部分なので、光脱毛を利用すると特に痛みを強く感じやすいようです。そのためうなじ脱毛をする際には、痛みの少ない方法や脱毛機器を利用している脱毛サロンを利用することがおすすめです。

肌が荒れやすく髪をアップにしにくい

こちらのデメリットは個人差があるので誰にでも当てはまるものではないのですが、普段からショートカットにしている女性や髪をアップにすることが多い女性は要注意となるデメリットです。実はどのような脱毛をしたとしても、脱毛後は肌が荒れやすくなります。特にうなじは日焼けしやすい場所なので肌荒れを起こしやすく、脱毛後のケアである保湿を怠ると肌荒れ以外にも肌トラブルを起こしやすいのです。そうなるとショートカットや髪をアップにしたスタイルにしてしまうと、うなじの肌荒れが目立ちやすくなってしまいます。このため、脱毛後はしっかり保湿などの手入れをして肌荒れを予防した方が綺麗なうなじを維持できます。

うなじ脱毛の効果が実感できる回数の目安

うなじ脱毛をする時に気になるのが、何回施術を受ければ効果を実感することができるのかという点です。これは脱毛サロンを利用するのか脱毛クリニックの医療脱毛を利用するのかによって目安が変わるようで、例えば脱毛サロンの場合は一般的に6回から8回程度で脱毛の効果を実感できるとされています。これは医療脱毛と比較すると出力の弱い機械と痛みの少ない方法で脱毛しているからだと言われており、つるつるになるまでやりたい場合は12回以上受けることがおすすめです。

それに対してクリニックの医療脱毛の場合は出力の高い機械を使っているので、脱毛サロンよりも少し早い5回程度でうなじ脱毛の効果が実感できます。つるつるになるまできれいにしたい人は、10回を目安にして施術を受けているようです。このように脱毛サロンも医療脱毛も、うなじ脱毛の効果を実感するまでにかかる回数は10回以下となっています。ただ自己処理を簡単にしたい人やつるつるになるまでやりたいという人は、10回を目安にしているようです。

うなじ脱毛に失敗してしまうポイント

産毛に効果がある脱毛マシンを使っていなかった

うなじに生えている体毛は毛が薄くて細いという特徴を持っていて、産毛のような状態であることがほとんどです。そのため通常の脱毛サロンで使っている脱毛マシンだと1回あたりの効果が薄くなってしまうため、どうしても脱毛完了までに時間がかかってしまいます。その点を踏まえた上で、産毛に効果的な脱毛マシンを使っている脱毛サロンや脱毛クリニックを選んでおくと通う期間や回数を少なくすることができるのでおすすめです。特にSHR脱毛は採用しているところが増えていますし、産毛に効果的であるほかにも痛みが少ない脱毛方法として人気を集めています。

日焼けと乾燥のせいで施術NGになってしまった

脱毛にとって日焼けは最大の天敵ですし、肌が乾燥していると施術の時の痛みが強くなってしまったり肌トラブルが起こりやすくなります。このため、一般的に脱毛する部位が日焼けや乾燥を起こしてしまうと施術を断られてしまう可能性が高いので、注意が必要です。うなじはほかの部位よりも特に日焼けしやすい場所ですし、日焼け止めを塗っても落ちやすいので、脱毛するのであれば意識して日焼け対策をすることが大切だと言われています。

脱毛したのに毛が濃くなったり量が増えてしまった

産毛は脱毛などの刺激を受けると、肌が攻撃されたと勘違いして身を守るために一時的に毛が濃くなったり毛の量を増やすことがあります。これらの現象は硬毛化や多毛化と言われていて、産毛の脱毛をした人のおよそ10%に起きると言われています。うなじは産毛がメインなのでこのような現象が起きやすく、施術前のカウンセリングでもその旨を説明されます。このため硬毛化や多毛化が起きても失敗してしまったと勘違いする必要はありませんし、一時的な状態なので落ち着いて施術を受け続ければ綺麗なうなじを手に入れることができるのです。

うなじ脱毛に必要な手入れとその流れ

手入れ前の準備

うなじ脱毛の手入れを受ける前日もしくは当日は、うなじの産毛を自己処理しておく必要があります。脱毛サロンや脱毛クリニックによっては処理してくれることもありますが、スムーズに受けたい場合は自己処理しておくと楽です。また自己処理を忘れてしまうと手入れができないところも多いので、事前にきちんとしておきます。ただ肌に傷がついてしまうと手入れを断られてしまう可能性もあるので、肌が傷つきにくい電気シェーバーなどを使う方法がおすすめだと言われています。

手入れ当日について

当日は、脱毛サロンや脱毛クリニックが用意してくれる専用のガウンまたはキャミソールに着替えてから手入れを受けます。その際には手入れをする場所をスタッフがチェックして、肌状態を確認します。この時ほくろや怪我、あざがある部分は保護シールを貼ってくれますし、保護シールで対応できない大きさであればペンで印をつけてくれるので安心です。後は専用ジェルを塗ってから手入れをして、終わった後はジェルをタオルで拭き取ったり手入れした部分を冷却し、保湿のためのトリートメントを塗ってくれます。

手入れ後のアフターケア

手入れが終わった後の肌は非常にデリケートなので、自分でアフターケアをしていく必要があります。例えば激しい運動や飲酒を控えたり、お風呂は湯船につからずにシャワーのみにする、保湿を心がけることなどが挙げられます。またうなじは日焼けをしやすい場所なので、日焼け対策をしっかりしておくことも大切なアフターケアです。

うなじ脱毛にかかる料金

うなじ脱毛の相場は2万円から3万円

うなじ脱毛を行っている脱毛サロンや脱毛クリニックはいくつかありますが、施術回数や料金設定はそれぞれ若干異なっています。それを踏まえた一般的なうなじ脱毛の相場としては、脱毛サロンであればおよそ2万円程度となっています。脱毛クリニックの場合も安いところであれば3万円前後で利用することができるため、うなじ脱毛を考えている人はこれらの相場をポイントにして脱毛サロンや脱毛クリニックを選んでみることがおすすめです。

費用で損をしないためのポイント1

うなじ脱毛以外にかかる費用の確認

うなじ脱毛のコースは一見すると安い料金で利用できると思われがちですが、脱毛サロンや脱毛クリニックによっては施術費用のほかにも費用が発生するケースがあります。例えば当日キャンセルした場合にはキャンセル料がかかったり、遅刻した場合の罰金、解約手数料、シェービング代などがかかることは珍しくありません。また脱毛クリニックの場合は病院なので初診料や再診料などがかかることもあるので、これらのオプションがかかるのかどうか確認しておくとトータルでかかる費用を知ることができます。オプション料金がかからないところを探すというのもおすすめです。

費用で損をしないためのポイント2

回数無制限コースでお得に脱毛

うなじ脱毛は回数を設定して利用すると、後から回数を追加すると料金が追加で請求されてしまうということがあります。また回数をこなす前につるつるになってしまって、残り回数分の料金を存してしまうということも考えられるようです。そのため回数を設定するよりも、回数無制限のコースを利用した方がお得に脱毛をすることができます。

費用で損をしないためのポイント3

途中解約する場合の料金も確認

何らかの理由でうなじ脱毛中に途中解約をすることになった場合、脱毛サロンや脱毛クリニックによっては途中解約料が発生します。また回数が残っているのであれば、残り回数分のお金が返ってくるというところも少なくありません。そのため途中解約する場合に支払うお金があるのか、返ってくるお金があるのかという部分は確認しておいた方が安心です。

うなじ脱毛の施術の流れについて

うなじ脱毛を実際に利用する際の施術の流れとしては、まず脱毛サロンまたは脱毛クリニックに脱毛の予約を入れるところから始まります。そうして予約した日時に脱毛サロンまたは脱毛クリニックで受付を済ませ、その時に事前に施術代の支払いもしておきます。施術の順番になったらパウダールームまたは更衣室で専用のガウンやキャミソールなどに着替えたりメイクを落とし、うなじに脱毛マシンの照射を受けるという流れになります。脱毛サロンや脱毛クリニックによっては照射後にトリートメントなどをしてくれることがあるほか、保湿効果もある肌トラブル予防のクリームなどを塗ってくれることもあるようです。

うなじ脱毛はポイントを押さえて利用することが大切

うなじ脱毛は産毛の脱毛になるので、ほかの部位と比較すると、脱毛の効果を実感したり、つるつるにするまでは少し時間がかかるケースが多いです。そのため時間だけではなくオプションによっては費用が掛かりやすい点もあるため、回数無制限のコースを利用したりうなじ脱毛以外にかかる費用をしっかり確認しておくとリーズナブルな価格で脱毛を完了させることも可能です。ほかにも日焼けや乾燥を起こしやすい部位ということから、施術を受ける際には注意しなければいけないポイントや脱毛に失敗してしまうポイントもいくつかあります。それらのポイントをしっかり踏まえて施術に臨むことで、美しい理想のうなじを手に入れることができるでしょう。